まだまだ残暑が厳しい9月の始まりですね。
皆さん、お元気ですか?
しんかんは元気に新しい月を開始いたしました。
先日は久しぶりに厳激日程を決行!その事を少しだけご報告。
和歌山1上演後に滋賀に戻って、千葉の木更津へ向かい禁断の2上演という流れ。実はコロナ禍以降、体力の低下やお芝居の品質維持のため1日2上演は断っていたのです。(今でも多少そうなんですが、少し不安なんですよね)でも、ある公演で熱望されて禁断を破る事になったのです。それが千葉県の木更津での公演。昨年に続いて2年連続で伺うことになりました。(昨年のが好評だったってこと!?)昨年の9/3にこちらの上演について当HPにて報告はしていますが、こちらの子どもたちはビックリするくらいに人間力というか子どもの純度というか、とにかくギラギラ生き生き感がたまらなく漲っているのであります!もうビックリなんです!そんな子どもたちが沢山、思いっきり楽しんで、めちゃめちゃ集中してお芝居を観劇してくれるのです。
この呼んでいただいている人形劇鑑賞行事もしっかりと続けてこられて今回で116回目なんだそうで、この積み重ねが子どもたちのギラギラ感を生み出しているのは言うまでもありません。継続は力なりを正に見せつけられる瞬間。
そして周りの大人の人たちの力も大きいのでしょう。
この会を主催され、会場になっている保育園の園長先生でもあったお坊さん(残念ながら4月に急逝されましたが 涙)の心が、子ども達に寄り添っているのがとても大きいのでした。園長先生は大きな信念に知恵と工夫を持ち、そこにユーモアを混ぜて生きておられた方なのでした。私は昨年、ほんの少しだけお姿を拝見しただけなのですが、その様子だけで大きな感銘を受けたのです。
それは、脳のご病気で半身が動き難くなった先生を3人の子ども達が、1人は支え役、1人は補佐、1人は鞄持ちとなり、私が上演する会場を横切って行ったのです。その際、先生は大きな声で子ども達に笑顔でもって「1、2、3、はい!アン、ドゥ、トラワ、はい!イィ、アル、サン、はい!」と楽しく行進するかの様に歩いていかれたのです。その様子が微笑ましく私は思わず笑ってしまったのでした。すると1人の男の子が「笑うな!」と私に厳しい目つきで怒ったのです。その瞬間、私は悟ったのです。これはただの先生のお手伝いではないと。子ども達は体が不自由になった大好きな先生の力になりたいと、本気でその行為を行なっているんだという事。そして先生は自分の体を通して障害者への接し方を教えておられたのだと。皆さん、如何でしょうか。これはあくまでも私の勝手な感想、想像、考えなんですが、大人とはかくあるべし!と強烈な印象を持って私が学んだほんの短い出会いの瞬間だったのでした。
厳激日程でしかも2上演で疲れたはずなのですが、私は彼らの前で上演が出来てとても嬉しく、そして充実した気持ちに満たされて一路西に向けて車を走らせたのでした。また、あの場所へ訪れて先生を偲びつつ、あの子達の前で上演が出来ますように。
さて!また次の出会いに向かって走ってまいりますよ!
皆さんもまだまだ続く残暑に負けないでお過ごしください。


